済生会東神奈川リハビリテーション病院

〒221-0822 神奈川県横浜市神奈川区
西神奈川1丁目13番地10

電話045-324-3600

薬剤科

処方箋調剤

入院患者様の内服薬、外用薬、注射薬を処方箋に基づき調剤を行っています。

処方医薬品名、投与量、投与経路、相互作用、などの確認はもちろんのこと、安全かつ適切に薬剤が使用されるために、必要に応じて検査値などをチェックし、疑問があれば医師へ問い合わせをして確認を行っています。また、患者様へは一包化調剤(飲み方に応じて薬を分包する)を行い、分包紙には患者様のお名前、服用方法、医薬品名、数量が分かるように印字をしています。

DI(医薬品情報)

医薬品が適切且つ安全に使用出来る様に情報の収集、整理、管理などを行い、医師・医療スタッフ等に情報提供を行っています。情報は行政機関、製薬会社、学術誌、学会情報、専門サイトなどで入手し、「緊急安全性情報(イエローレター)」「安全性速報(ブルーレター)」など緊急性や重要度が高い情報に関しては迅速に電子カルテに掲示し周知徹底をしています。

入院される患者様へ

持参薬の確認

入院された全ての患者様の持参薬は薬剤師が確認を行います。薬剤師が持参薬の確認を行うことで、複数の医療機関から薬剤が重複して処方されていないかどうかの確認や、持参薬から当院処方へ切り替えの際に適切に切り替えることが出来ます。他の医療機関で持参薬の確認不十分のために、その後の治療に影響がでたとの報告もあり、持参薬の確認は重要なことです。また持参薬の確認の際には入院時の紹介状や、お薬手帳などと照らし合わせて確認を行っており、それらと持参薬が異なっている場合などは、紹介元へ確認を行い治療が安全に継続できるよう努めています。


退院へ向けて

患者様またはご家族様が、退院後も安全かつ適切に医薬品の使用を継続出来る様に、調剤方法の変更、剤型の変更、管理方法を含めたサポートや提案を行っています。お気軽にご相談ください。

お薬手帳活用のお願い

複数の病院や診療所などを受診されると、重複処方や、思わぬ相互作用が起きたりすることがあります。お薬手帳はこれらの薬害を防ぐためだけではなく、薬剤の服用歴や副作用歴の情報提供としても役立ちます。お薬手帳は、医療機関ごとや診療科ごとに分けたりすると、副作用や重複処方、相互作用の回避などが難しくなることがありますので、一冊にまとめてください。また、震災時にカルテが使用出来なくなった際、お薬手帳が役立ったとの報告が多数あります。災害時だけではなく、事故、旅先での緊急の場合にも役に立ちますので、ぜひお薬手帳をご活用ください。

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